PTA広報誌デザインに役立つ書籍-配色編
次年度への引き継ぎ時に、渡す資料としておすすめの書籍等を紹介しています。
自分以外の誰かが関わってくると発生する問題とは
PTA広報誌作りに自分以外の『誰か』が関わってくるとある問題が発生してきます。そう! 思っていたのと違う! という問題です。
書体選びやレイアウトでもイメージは変わってきますが、一番やっかいなのは『色』なんです。
・パソコンを使って自分たちで紙面を作る
・専門業者等に外注する
そのどちらの場合にも、『色』をイメージ通り伝えることが重要です。
そんなに重要? と思われるかも知れませんが、色って意外と伝わらないんです。
『薄い黄色』『くすんだピンク』という言葉の指示だけでは、思った通りの色にならないこともしばしば。人によっては、ものすご~くこだわりがあって、もう少し薄く! 明るく! もっとくすませて! という謎のやり取りが延々と続きます。
これ、本当にストレスですよ。
色に対して共通の認識があれば、ストレスは最小にできるんです!
PTA広報誌の色はカラーコードで指定すると安心
WEB色見本 原色大辞典 - HTMLカラーコード (colordic.org)
原色大辞典とは
WEB色見本 原色大辞典 - HTMLカラーコード (colordic.org)
原色大辞典は1997年にオープンしたネットの色見本サイトです。 9種類の色見本と色に関する各種サービスから構成されています。 色見本コンテンツは ブラウザで定義されているHTMLカラーネーム、 日本の伝統色、 世界の伝統色、 世界の伝統色、 Webセーフカラー、 パステルカラー、 ビビッドカラー、 モノトーン、 地下鉄のシンボルカラー、 国鉄制定の塗装色 の9つから構成され、特に日本の伝統色は古来伝わる先人の色彩感覚を現代に伝えるものとして多くの方々から支持をいただいています。
こちらのサイトは、私もお世話になっています。
ウェブサイトなので、書籍を購入する予算が無くてもOKなのは嬉しいですね。
ただし、画面での色の見え方と、印刷物の色の見え方には若干差がありますのでご注意ください。(スマホやパソコンの画面と印刷物とでは、色の再現方法が違うため)
言葉のイメージからPTA広報誌の配色を考えるなら
私の本棚にも置いてある一冊です。豊富な配色テーマで、気に入る配色がきっと見つかります!
うちのPTA広報誌は、この配色を基本にしよう!と決めてしまっても良いかもしれませんね。
決まった配色をPTA広報誌で使い続ければ、PTAのイメージカラーにとして固定しそうです^^
今、かわいい! おしゃれ! と感じてもらえる配色なら
デザインも色もよくわからないけど・・・今っぽいおしゃれなPTA広報誌! と言われたいなら、こちらの本が参考になります。
マスキングテープのような、『今っぽさ』がある配色です。
和風・日本の伝統色で組み合わせたいなら
伝統色による四季のカラーイメージはとっても爽やかで素敵!必見です!
ピュア・クレバー・マイルド・ヤングなど、同じ赤でもイメージによって微妙に違うんです。こんなにも色があるのか! とワクワクしますよ。
PTA広報誌の色選びは書籍がおすすめ
パソコンやスマホの画面はRGB(レッド・グリーン・ブルー)の3色、印刷はCMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)の4色を使って色を表現します。
色の表現に使う色がそもそも異なるので、パソコンやスマホの画面と実際の印刷物から受ける印象にはズレが生じます。(画面と比べて印刷物の方が、少しくすんだ印象になることが多いようです)
ですので、完成品のPTA広報誌と同じ『印刷物』である書籍を使って色選びをした方が、イメージのズレはより小さくなります。
色はPTA広報誌の印象を大きく左右します。色を工夫するだけで、まとまりよく見えたり、おしゃれに見えたり・・・ぜひ、楽しんで色選びをしてみてくださいね!